7年前のこのくらいの時期、文化祭の後夜祭に参加するのが嫌で、逃げるように新幹線に飛び乗って越後湯沢に行ったのを思い出します。その頃の越後湯沢はオフシーズンで観光客はゼロ、地元の人もほぼいなくて、山あいの寂れた街という雰囲気でした。

特にやることもなかったので、駅前通りにある公衆浴場に入ってラーメンだけ食べて帰った記憶があります。制服姿の学生が急に入ってきたので、風呂屋の番頭のおばあさんもラーメン屋のおじさんも、不思議そうな目でこちらを見ていました。制服といえば、思いつきで横浜からそのまま来たので学ランを持っておらず、さすがに越後湯沢ではかなり肌寒かったのを覚えています。

私が越後湯沢に行ったのはこの一回きりです。

昔、上越新幹線で越後湯沢駅到着前に流れていた車内チャイム「湯沢旅情」。その名の通り旅情をそそる良い曲です。私は全く世代ではないのですがこの曲がとても好きで、加山雄三の原曲もよく聞いていました。

最近、「湯沢旅情」に今まで聞いたことのなかった「秋風の渡り 湖水にさざ波をさそう」という歌いだしの節があることを知りました。調べてみると、この節は大源太湖という湖のことを歌っているようでした。「湯沢旅情」では1番と2番でそれぞれ魚野川と巻機山について歌っており、その2つが長らく私の中の越後湯沢のイメージでした。魚野川と巻機山にはいつか足を運びたいと思っていましたが、大源太湖にも行ってみたくなりました。今度は雪の降る「銀世界」の季節に訪れてみたいものです。